2017年

  1. 海外取引に関して税金を払いすぎていませんか?

    弊事務所では、海外取引を行っている日系企業のお客さまや他の税理士が作成した申告書をレビューする業務を行っています。業務を行う中で、過去の申告書等を拝見すると、単純に知らなかったという理由で、税金を払いすぎているケースもあります。節税を考える際には、税法上グレーな部分をきわどく攻める前に、まず…

  2. 外国人出向者の日本における税金を立替払いした場合に源泉徴収は必要か?

    外資系企業はもちろんのこと、海外取引のある会社にとって、出向者に係る税務は、実務上で間違えやすい税務論点ベスト5に入ると思います。今回は、「米国親会社が負担する外国人出向者の日本における税金を立替払いした場合に源泉徴収が必要か?」という論点を取り上げます。なお、下記内容は、末尾記載の裁決事例…

  3. 【要点解説】中国子会社への事後的な仕入れの値増し金が寄附金と認定された事例

    最近、中国系の法人のお客さまからの税務相談が増えてきました。今回は、裁決事例から、「中国子会社への事後的な仕入れの値増し金が寄附金と認定された事例」を取り上げ説明します。当該裁決事例ではいくつかの争点があるのですが、以下では、わかりやすくするために主要な争点のみを記載しています。…

  4. 外国法人の日本支店における文書化義務のまとめ

    外国法人の日本支店においては、平成28年4月1日以降開始事業年度から、税務上、取引に係る文書化が必要とされています。今回は、外国法人の日本支店の文書化義務について、要点のみ記載します。なお、外国法人の日本支店は、外国法人の恒久的施設(PE)に該当しますので、以下では適宜読み替えていた…

  5. 税務調査において「海外取引に係る源泉徴収もれ」が最も発見されている項目は?

    税務調査において、「海外取引に係る源泉徴収もれ」が最も発見されている項目は何か、ご存知でしょうか?答えは、使用料です。使用料の支払いについての源泉徴収もれといえば、米国アップルの子会社であるiTunes(東京・港)の事案を思い出される方も多いと思います。2016年9月に新聞報道された…

  6. [Seminar] Japanese Individual Tax Return

    We held a seminar on Japanese individual tax return in Shinjuku last month.Topics covered during the seminar included: Overview of individual…

  7. 輸入事後調査に備えて知っておきたいこと

    輸入取引のある会社は、「輸入事後調査」に備える必要があります。輸入取引を行うことにより生じる「関税」と「輸入取引にかかる消費税」について、「輸入事後調査」が行われるからです。「輸入事後調査」とは、輸入貨物の通関後における税関による税務調査のことです。輸入貨物に関する納税申告が適正に行…

  8. 海外取引のある会社が税務調査に備えて注意しておきたいこと

    日系か外資系かを問わず、お客さまから「税務調査」についてご質問やご相談をいただくことが多いです。今回は、個別の税務論点ではなく、一般的な視点から、海外取引のある会社が税務調査に備えて知っておきたいこと、注意しておきたいことを説明します。税務調査で提出することを念頭にお…

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